第3回 日本における月経カップの現状について

第3回 日本における月経カップの現状について

日本では少しずつ月経カップの存在が知られるようになってきました。

繰り返し使えるのでエコフレンドリーで経済的・臭いや経血漏れを防ぐ・長時間使用が可能・生理痛を和らげるなどの利点に注目がいき、実際に使用する人もわずかながら増えている状況にあります。
 
しかし、未だにタンポンやナプキンなどから月経カップ替えるには障壁が多すぎるのも事実です。おそらく、月経カップと聞くと次のような懸念点があると思います。

日本の月経カップの問題点

①使用方法が難しすぎる

月経カップには経血を漏れ出さないようにするために「ホールディング」を行う必要があり、そのためにC-fold7-foldPunch downDiamondOrigamiLabiaTriangleなどの特殊な挿入方法で挿入する必要があります。つまり、月経カップごとに挿入方法が異なり、月経カップをC型に曲げたり7型に曲げたりして挿入する必要があるのです。名前から難しく感じるような複雑な折り畳み方で挿入するのは、初心者にとってかなりテクニックが必要です。

 
また、折り畳んだ状態を維持するために、手がプルプルするほど力を強く入れなければなりません。硬い月経カップであればあるほど強い力で折り畳まねばならないので、手を滑らせて挿入に失敗しイライラすることもあります。外陰部で手を滑らせてしまうと、カップが広がろうとする力(弾力)のせいで、膣口にビンタを受けたような痛みが生じます。
 
すなわち、月経カップは挿入型月経カップに慣れている「玄人」のみが使えるシロモノでした。

膣の中にカップを入れることへの不安感

月経カップを外す時に出てこなくなってしまったら、病院に行って取り出してもらわないといけないなど、膣の中に何かを入れることに恐怖を覚える人は多いはず。ここがタンポンやナプキンとの大きな違いです。
 
また、経血の着いたカップを取り外すために自分の指を膣内に入れることに抵抗感がある人も多いと思います。取り外し中に経血が漏れたり、指二本でつまんで取るので痛みを伴ったりなど、月経カップは不便な点が多く存在していました。

膣の中に卵を入れているような違和感・圧迫感

月経カップは丈夫な硬さであればあるほど、広がろうとする力(弾力)があります。弾力によって膣内で広がった月経カップが、子宮頸部から出る経血を集めていきます。この弾力のおかげで、膣の筋肉に力を入れても月経カップが押されたり潰れたりしません。
 
しかし、この特性のせいで膣の筋肉が動く方向と反発するように弾力が働いてしまうため、膣の筋肉が自然に動くことができないのです。月経カップを正しい位置に着用しても圧迫感や、お腹が張っている違和感を抱くのはこのためです。
 
また、月経カップは外陰部に近い場所に挿入するのですが、ここは比較的神経が多く分布しているために圧迫感を強く感じるのです。膣のすぐ上に膀胱と尿道があるため、月経カップ着用後に残尿感・不快感を抱く人も多くいます。

月経カップのサイズがわからない

月経カップの形状は「ベル(釣鐘)型」と例えられ、水風船のようなカップに経血を溜めていきます。そのため、月経カップを使用するには自分の膣の長さを知る必要がありました。
 
膣口から子宮頸部までの長さ測定を行い、自分に合った月経カップを選びとる。挿入型月経カップに慣れていない月経カップ初心者には、この段階が月経カップの挿入障壁の一つでした。
 
また、既存の月経カップは海外発のものが多く、アジア人にとっては大きめに作られています。長さだけでなくカップの厚みの面でも、サイズ選択の悩みで難儀しがちです。

皮膚に触れるものなので安全性や衛生面が気になる

従来の月経カップには色付きシリコン製が多く存在しますが、色付きシリコンは医療用でない場合が間々あります。医療用でないシリコン・ラテックス(ゴム)・プラスチックを使用すると、ゴム製品の薬品や接着剤、プラスチック製品に含まれるホルムアルデヒドや着色剤によって、かぶれ(接触皮膚炎)が起こることもあります

(出典:Doctors Filehttps://doctorsfile.jp/medication/41/2022818日アクセス)。
 
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